板橋区が本日から「犬の住民票」発行を始めました。
名前や住所のほかチャームポイントや自己紹介を記入する欄もあります。
別にウケ狙いで始めたわけではなく、わずか3割程度の畜犬登録率を向上させるのが目的。
でも・・・・・・
持っていることにプレミアム感がないと、申請するのは登録済の飼い主だけになってしまうんではないかと思います。
少なくともこれが欲しいから手間とお金をかけて登録しようという人はいないんじゃないのかな〜…。
それにしても登録が全体のたった3割とは(呆)。
この件に限らず、罰則を厳格に適用しない限り、今さら人々の良心に期待しても何ら状況は改善しないことでしょう。
これだけ自分勝手な人々が世の中にあふれかえっているのに、いまだにムチではなくアメで問題を解決しようと本気で考えているのだとすれば、究極の能天気と言わざるを得ません。
そもそもお役所仕事というのは、本来の目的がいつも最後にはないがしろにされ、手段がいつの間にか目的化されてしまうのが常。
それで自分たちは仕事の達成感を得ているのでしょうが、こういうものが積もり積もって莫大な税金の無駄遣いとあいなるわけです。
今回の住民票もまさにそのパターン!!