来る6月1日より改正動物愛護管理法が施行されます。
実際にどの程度の効果をあげるのか分かりませんが、届出制から登録制に変わることによって悪質業者の淘汰が期待されています。
既存の業者も対象となるため(ただし来年5月31日までに登録すればよい)自治体に問い合わせが殺到しているそうです。
くれぐれも法律に魂を入れていただくようお願いします(ただ事務手続きをやってるだけじゃ法律作った意味ないですからね)。
一方で・・・
今国会に提出された遺失物法改正案が可決されると、今まで迷子犬・猫がおおむね1〜2週間程度は保管されてきたのに、最悪の場合3日で処分されるようになってしまう可能性があります。
飼い犬が逃げてしまった場合、収容施設にたどり着いた時には既に処分されてしまった後だった、なんて例が増えるかもしれないのです(実際には3日で殺処分とはならないでしょうが)。
法を司る人たちには、各法律の整合性を保ちながら最善の結果が得られるためにはどうすればよいのかを考えてもらいたいと切に願います。
だって「動物愛護管理」という名前のついた法律を施行する一方で、他の法律が改正されたからって処分される犬や猫が増えたらおかしいでしょ!?
でも一番悪いのは一部のいい加減な悪徳業者と一部のいい加減な飼い主です。